story


わたしがアンティークや天然の素材に拘る理由は

そのものが生まれた時代や土地を超えて、ここにいることがとても不思議であり美しいと思うからです。



例えば当店で使っているアンティークビーズの一部は、1920年代に創業したフランスの工場で生まれました。


この子達が1920年代のものか1950年頃作られたものかまでは定かではありませんが

遠いヨーロッパの、今ご健在かどうか知る由もない人々、おじいさんやおばあさんが手作業で作り出した色・カタチがビーズとなって。



その工場がなくなり、いつしか倉庫に眠り。


その倉庫から発掘されて日本人の手に渡り、そこから私の手に渡り。


私の感性でアクセサリーへと姿を変えてお客様の手に渡る、そのルーツと奇跡に見惚れてしまうのです。



天然石もそれぞれの土地で産まれ掘り起こされ、研磨されて日本に来て私の手元にあります。



ここに来るまでにどれだけの景色を見てきたんだろうと思いを馳せながら、ひとつの耳飾りとして店に並ぶことが幸せで楽しくて仕方ないのです。


その素材の持つ美しさを、余すことなく伝えられるクリエイターでありたいと思っています。